1985年 東京慈恵会医科大学卒 総合内科専門医
“睡眠時無呼吸症候群”は高血圧症、糖尿病、メタボリックシンドロームのほか、不整脈や心不全、突然死、脳卒中の原因疾患の一つとして最近注目されてきています。“睡眠時無呼吸症候群”は単に「夜中に呼吸が止まる病気」ではなく、気付かないままでいると命をおびやかす全身疾患なのです。当クリニックでは呼吸器、循環器、耳鼻咽喉科の各分野から“睡眠時無呼吸症候群”の専門家を招き、診療にあたっております。また“睡眠時無呼吸症候群”を全身疾患としてとらえ、同症候群に併発することの多い内科的疾患を総合的に治療するようにいたします。
私は麻酔科医として、長年にわたり心疾患を持つ患者さま、特に心臓手術の麻酔周術期管理に携わってきました。また内科医としては高血圧の患者さまや高齢者の慢性心不全の患者さまを多く診察させていただいています。これらの経験を生かし、当クリニックでは中高年の患者さまが血圧や睡眠呼吸障害を適切に治療することによって、将来的に心臓血管の病気によって命を脅かされることがないよう予防的医療に力を注ぎたいと思っております。
働き盛りの中高年者が無理なく通院できるよう完全予約制で、午後9時までの診療を行っています。1人でも多くの患者さまに適切な治療を受けていただけることを心より願っております。
1983年 日本大学医学部卒
日本大学医学部
呼吸器内科・臨床准教授
“睡眠時無呼吸症候群”は睡眠中に呼吸が止まることによって睡眠の質を悪化させ、さまざまな全身疾患の原因となります。わが国では日中の眠気を有する“閉塞性睡眠時無呼吸症候群”が200万人いるという調査結果がありますが、特徴的な症状に乏しく未治療のまま過ごしている患者さまも多く、身近に存在する疾患であると考えられます。睡眠の質が低下することによって仕事の効率が落ち、交通事故の原因につながることもあります。また高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの原因としても注目されており、気付かないで放置すると心不全や脳卒中など心血管系の疾患で命を落とす可能性も高くなります。
『愛語会 要クリニック』では“睡眠時無呼吸症候群”の診断に必要な睡眠ポリグラフ検査(polysomnography:PSG)を快適な空間で経験豊富な専門の技師が行います。また“睡眠時無呼吸症候群”を専門とする呼吸器内科、循環器内科、耳鼻咽喉科の医師が診療にあたります。自宅ですぐに検査ができる簡易検査も用意してありますので、いびきや睡眠障害でお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。
1984年 京都府立医科大学卒
帝京大学医学部
臨床検査医学・教授
わが国でも“睡眠時無呼吸症”“睡眠呼吸障害”という病名は一般的に受け入れられる名称となってきました。しかし、この病気をお持ちであってもそれと知らずに、また、そうかもしれないと思っていても、適切な治療を受けておられない方が非常に多いのが現状です。欧米では、高度肥満の方に起こりやすいことから、一般の関心度も高く、受診を呼びかけるTVコマーシャルが放映されているほどです。一方、この病気は日本人、東洋人では、肥満がなくとも起こりやすいことがわかってきました。また、その患者さん総数(有病率)は、日本人の生活習慣病の代名詞、高血圧と肩を並べるほど(4人に1人程度)であることもわかってきました。
さらに、高血圧・生活習慣病・メタボリック症候群の方では、一般の方より無呼吸症にかかりやすくなります。これらの病気は、無呼吸症とともに、心臓肥大、狭心症、不整脈など、多くの循環器的問題を引き起こします。この結果、すでに循環器疾患をお持ちの方々の多くがこの無呼吸症をもっておられ、また無呼吸症をお持ちの多くの方が循環器疾患を発症する可能性が高いという現実があるのです。
当クリニックでは、無呼吸症の検査・診療を主体としながら、これらの循環器的問題についても、その診断・発見と治療が行える態勢を整え、無呼吸症の方のトータルケアをめざします。
1989年 東北大学医学部卒
帝京大学ちば総合医療センター
耳鼻咽喉科 教授
お子さんに対する睡眠時無呼吸の検査として、自宅で計測できる簡易モニターがあります。しかし、この簡易モニターの解析は"簡易"ではなく"難解"であり、すべてこの簡易モニターのみにて診断するのは困難です。当院では5歳以上のお子さんに対する一泊入院終夜睡眠ポリグラフ検査を行っています。小児に対する終夜睡眠ポリグラフ検査ができる施設は首都圏でも極めて限られています。小児睡眠時無呼吸症候群は手術が第一選択であり、いたいけなおこさんに対する手術適応は、正確な精密検査により慎重に判断してゆきたいと考えています。
睡眠中の鼻づまりは、成人においても小児においてもいびきや睡眠時無呼吸を生じさせ、また口呼吸を誘導させます。また鼻づまりはいびきや睡眠時無呼吸の患者様の治療方法である持続陽圧呼吸療法(CPAP)やマウスピース療法が行えない大きな原因となります。軽症~中等度の睡眠時無呼吸の患者様に対して、また治療器がうまく使えない患者様に対して、鼻治療により劇的に睡眠時無呼吸が改善したり治療器が快適に使えるようになることはしばしば経験します。
当院では3名の耳鼻咽喉科医師によりこれらの患児様、患者様に対して的確な診断、および治療を行っております。是非ご相談下さいますようお願い申し上げます。
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月曜日・水曜日午後担当 耳鼻咽喉科
三枝 華子 (日本睡眠学会認定医)
2001年 帝京大学医学部卒 帝京大学医学部付属溝口病院 耳鼻咽喉科 助手
患者様それぞれの症状・病態にあった治療法を提供させていただきます。昼間の眠気・いびきの患者様で、鼻づまりでお困りの方は是非ご相談ください。
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月曜日夜・土曜日担当 耳鼻咽喉科
余田 敬子
1989年 東京女子医科大学卒 東京女子医科大学 東医療センター 耳鼻咽喉科 准教授
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金曜日午後・夜担当 呼吸器内科
阿久澤 浩司
1990年 日本大学医学部卒